【雨】<PPPH祭りまで2週間!>

いろんな事がありました。

そして、想像していた通りに・・・いや想像していた以上に
僕たちのお仕事は無力でした。


喉の乾きも潤す事も。
お腹をいっぱいにする事も。
怪我を治す事も。
病気を予防する事も・・・


なぁんにも出来ませんでした。


でも無力感に押しつぶされるよりも、じっと力を溜めて解放の時を待つ事にしました。


僕たちのお仕事の対象は「ココロ」なんだなぁと。
ココロなんて器官は身体の何処にもありません。


「楽しい」を生み出してくれるココロ。
この見えない部分はどこにあるのかなぁ。


それはきっと僕たちの・・・人と人との間にあるんだと思います。


あれ以来、アキバを訪れる外国人が減っているそうです。
秋葉原や中野に遠い国からやってくる人達は相当な日本通(アニメ通?)だと思います。
そんな人達が減っている。


それでも、この「危ない! 行くな!!」と言われるこの国は、相変わらず深夜にアニメを放送し、そして粛々と日常を過ごしています。


僕たちの業界でも、東京脱出だの日本脱出だのと言っている人もいます。
あの日以来、慣れてしまったはずの小さな地震もおおきな恐怖を伴ってしまったり、見ない物質の見えない影響におびえたり・・・


対応が遅かったり、嘘が多かったり。
何を信じればいいのか、何が本当なのか?
戸惑いや、憂いや、恐怖がなんだかじわっと染みているように感じます。


それでも。
それでも僕はこの国をたまらなく愛しているから。
この国に生まれて、やっとこ30数年をすごして、そしてやっとここの大好きな世界のすみっこに立たせてもらっているから・・・


やっぱり何も持っていないので元気を出していく事にしました。


最初は小さなライブハウスでした。
スタッフなんていなくてブッキングも準備も全部自分。


今は大きな箱でたくさんのスタッフさんが僕たちのために「危ない東京」で一生懸命働いてくれています。


アキバ通と言われている外国人も知らない。
ネットやメディアでも見れない。
そんな空間がPPPH祭りにはあります。


ライブでしか体感出来ないその空間で、元気をぶちまけられるように。


反撃のFANFAREを鳴らせるように!


みんな待ってるよ〜
一緒に最高の空間を作ろう♪(^^)

OTAKU NOT DEAD んでもって
OTAKU Till I Die!