【晴】<時を超えて>

yamaken_skp2006-12-31

仕事納めを終えて、朝まで飲みちょっと仮眠。

昼過ぎから『プライド男祭2006』を観戦に。


満員の会場、期待感に膨れあがった埼玉スーパーアリーナ。
オープニングの映像で涙が出た。
「強い」ってなんだろうと考えた時があった。
色々やったけど、未だに答えは出ていない。
もしかしたら、このプライドのリングにその「答えのカケラ」が落ちているのでは
ないだろうかと感じた。
花火の轟音が、その閃光が、魂をゆさぶったような気がした。
世界各国から、様々なバックボーンで集まったファイター達が何を求めて、なんで
闘っているのか、その本当の答えはわからないけど、そこに間違いなく本当の闘い
があったと思う。
磨き抜いた肉体をぶつけ合い、心を削り合う試合。
身体も、技術も、精神も、全てがまぶしく輝くリング。
2007年、俺の真剣勝負に勇気をわけてもらったような気がした。


プライドに負けないくらい輝くリングで、戦い抜く覚悟。


ここを読んでるかどうかわからないけど、今が折れそうな人に見せてあげたいと
思った。
自己表現の場で自由に生きることは楽しいかも知れない。
苦しみが少ないのかもしれない。
その場所を俺は否定もしないけど、闘いに望む今だからこそ、自分の全身全霊を
かけないといけないと思う。
負ける事は怖くない、負ける自分を許すことが怖いと思う。
一度許してしまったら、もう帰ってこれない。
闘って欲しい、才能を、努力を、磨いた何かを信じて。
闘ったから必ず勝利するとは、限らない。
でも闘わないで勝利した人なんで誰もいない。
勇気を試せ! 闘え! 逃げて後悔するより、闘って負けて後悔したほうがいい。
俺は闘う人と共に歩みたい。


10年前、ハマチと二人で寂しいコスパブースで10万円くらいの売り上げを眺めな
がら、長蛇の列を作る他社の企業ブースを見て「最後尾」って札を出したいねなん
て話していた。
今年のコミケでは、ついに夢がかなった。
皆様の応援のおかげで<音泉>&コスパブースは長蛇の列。
1000人以上のお客さんが、何時間も何時間も列を作ってくれました。
売り上げや、お客さんの数が全てだとは言わないけど、僕はどんな先輩にも譲りた
くない想いがある。
作品や、番組、商品を発表するなら「ちゃんと稼がないといけない」
売れなくても、誰の目にも触れていなくても「良い作品」はある。
そうかも知れないけど。
それなら企業がそれをやる必要はない。
その最前線はコミケの小さなテーブルの上だ。
DVDショップや、電波や、企業のHP上でやるからには、どうしても「売り上げ」
と闘わないといけないと思う。
もちろんそれには「時間」や「しがらみ」と言った負の要素もからんでくる。
多くの人が関わるからどうしても思ったようにならないこともある。
だからみんなが幸せになれるように、これからも「企業」としてビジネスとして
作品作りや番組作りに挑んでいきたいと思う。



それにはやっぱり皆様の応援が全てです。
2006年は本当にありがとうございました(^^)
そして2007年も宜しくお願いいたします。


追伸:届くといいなぁ。