【室内のため不明】<証拠>

いやぁ寝た(^^)
ここんとこで、一番寝たよ〜。
やっとこ目覚めたので、14日〜15日にかけてのカレイドスター全話上映会の感想をば。


何度も何度もボロボロと泣いた上映会でした。
ラジオとか宣伝って「作品の付属」物でしかないのかもしれません……


自分の目で見て、自分の心に響いた作品の良さを、もっともっと多くの人に伝えたい。
この思いが僕達の会社の基本概念なのですよ。
正直、会社なので100人近いスタッフが働いてくれています。
中には違った思いのスタッフもいるでしょう。
しかし、すごラジスタートのきっかけを作った、同期入社でコスパ営業からタブリエ
取締役にまで上り詰めた戦友の浜津(ニックネームはブラザー(笑))が
「すげぇ面白い作品でもアニメが終了しちゃったら続報もなんにもないんですよ。
面白いよ! もっと見たいよ!! って気持ちをぶつける場所があれば作品の寿命も、
キャラクターの寿命ももっともと長くなるはずなんですよ!」
音泉>を立ち上げた当初、二人で営業に廻る先々でスポンサー各社様に熱弁をふるっ
ていたのを思い出しました。


「証拠を見せよう!」と大好きなカレイドスターのゴンゾさんに話を持ち込んだそう
です。
カレイドを食わず嫌いしていた僕はブラザー「すげぇおもろいから頼んだ!」との言
葉だけを頼りに「ふ〜ん、そんなおもろいんだ」と軽い気持ちで最初の打ち合わせに
望みました。


打ち合わせで初めて会った池Pは不機嫌そうに「見て下さいね」と言っておりました。
会社に届いたDVDをその週末「重いなぁ」と思いながら持ち帰り、台本書く前には
「サクッと見ておくか」と再生しました……見終わったのは13時間後でした……
即「残り2クールを下さい」とメールを打ちました。
まだDVD化されていなかったので、ゴンゾのスタッフさんがVHSでダビングして
即日送って下さいました。
大変だっただろうなダビング(>_<)
また13時間かけて見ました……凄いよカレイドスター、面白すぎるよ!


ラジオ台本の初稿は速攻出来上がりました。
はっきり言って自信がありました。
「絶対に面白くなる」作品にしっかりとした芯が通っているのだから、食わず嫌いな
人や普段ラジオはちゃんと聴くけど、アニメをあんまり見ない人もとりこめば、もっ
ともっとこの作品は生き続ける。
この思いは、確信に近かったかもしれません。


そらとレイラというラジオのキャスティングにもこだわりました。
営業側面から考えると、そらとロゼッタという話が浜津から持ち上がりましたが、俺
の「レイラさんで行きたい」という意見に納得してくれました。
信頼に応えなければ!


ラジオ収録前の打ち合わせ、イベントに挨拶に行き「外様気分」を大満喫(>_<)
いやぁきつかった(>_<)
始まる前は「終わった作品のラジオ?」「誰お前?」そんな空気がぷんぷん漂ってい
て俺の居場所はどこにもありませんでした。
ちなちなの存在がどれだけカレイドイベント現場で俺の救いになったことか(笑)


最初の収録後、「こんなふざけた内容でホントに大丈夫?」という空気が流れて
おりました。
池Pが「大丈夫、大丈夫、やまけんにまかせておきましょう」と各所をまとめて
くれていました。
「作品がしっかりしていればしっかりしているほど、バラエティ方向にラジオを持っ
て行った方がとっつきやすいんですよ。」
というやまけん理論を池Pが信頼してくれてホントに助かりました。


もうすっかり「カレイド馬鹿」になっていた俺と池Pの共犯関係はここに完全な形に
なっていたように思います。


初回配信。
結果は火を見るよりあきらかでした。


そして……
真剣にとりくくんでいる内に、居場所はしっかりとできあがり、次から次へとアイデア
が生まれ、ラジオ内、イベント、そしてドラマCD、ボーカルCDと作品は大きく動い
ていきました。


多くの人の力で、多くの人の応援で「ラジオも宣伝も作品の一部なんだよ!」と声を大
にして胸を張れる「すごラジ」という『証拠』が生まれました。


もっと多くの人に
もっと長い間


そして、ラジオ終了。
作品は「完走」に近づいています……


最後があるから、最初がある。


新宿の地下で一緒に笑い、一緒に泣いているカレイド馬鹿たちを見ながら、つくづく
思いました。


この仕事をしていてよかった!
俺が俺であることはなんて幸せなんだ!!!!


博士(笑)がイベントラストで言っていた言葉が心に染みこみました。
「こんな気持ちになれる作品、みんなとこうやってすごせる作品がもっともっと増え
ればいいよね、増やす努力をしていきます」
すごい言葉だなぁ。
そして大きな一言だなぁ……やる気が沸々と湧き上がるような、素晴らしい一言!



カレイドスターは『証拠』である。


アニメが最高のエンターテイメントの一つであるという事の。


そして、皆様の応援がこんなにも大きな力をもっている事の。




せっかくもらった「自分」の人生だから、もっともっと色々な証拠を集めるため
に、まだまだ走っていくつもりです。


支えてくれる皆様、そして応援してくれる皆様、ホントにホントに


ありがとうございます!!!
これからも宜しくお願いします!!!!!!