【雨→晴】＜新世界の入り口＞
半年前に始まった、ラジオグランドラインの軌跡が一つなぎになって、まさに宝物のようなステージを体験させて頂きました。
「ワンピースが好き」
このラジオのパーソナリティーになれる唯一の条件。
ワンピースが好きなら、誰でもラジオに参加できで、誰でも旅の仲間になれるラジオ。
たまたま、僕と矢口がパーソナリティーをしているｗだけで、きっと芸能界にも、声優界にも、オタク界にもワンピースが好きな人はいっぱいいるはずです。
「何かを好きだ」と言う事を主軸に職業を成り立たせている僕にとって、今回のラジオはある種の冒険のような番組でした。
自分の世界（アニメ・ゲーム系）から近くて遠い島、アイドルの世界の住人との共演。
マンガの世界の頂点ワンピースの題材。
今まで通り、「好き」ってだけで走れる海ではないのかもしれない……
密かにビビっておりました。
姿勢は変えない、今まで歩いてきたオタクの道を真っ直ぐ、自分を信じて（＾＾）
物事が始まれば、いつも賛否両論があります。
オタクなので、PC（といっても俺はMac派だ！）を駆使しネットの海を泳いで感想を集めました。
概ね良好。
もちろん大否定の方もいっぱいいました。
「ありゃ誰だ？」「俺の方が好きだ！」「ほんとは興味ないんだろ？」etc....
秋葉原限定地場タレントなので知名度低いのは勘弁してくれ（＾＾；
しかし、好きなのは好き！
だから今回も「好き！」って気持ちだけで、突っ走って来ました。
そして半年。
やぐけん海賊団の船はジャンプフェスタ2008へたどり着きました。
公開録音にはたくさんのひとだかりが（＞＿＜）
お弁当は30分で完売（＞＿＜）
ラジコンレースでは、子供がTシャツを欲しがってくれました（＞＿＜）
会場を歩く度に「ぐらんちは！！」とラジオ専用挨拶で声をかけてもらいました。
野球大好きの草野球プレイヤーが、メジャーリーグで試合をしているような感覚。
そして、ジャンプステージのトリを飾る、というかジャンフェス2008の大トリを飾るワンピースステージ。
控え室に挨拶に行ける事になりました。
海賊団の皆様に挨拶。
控え室でバタバタと準備をしている様は、まるで本当のルフィ海賊団みたい。
程なくして尾田先生と対面「ラジオ聴いてます。面白すぎですよ！」と……
心の中で小さくガッツポーズ！
届いてよかった（＞＿＜）ホントに好きなんですワンピースが！！
胸を張って誰かに伝えられるマンガが！！！
先生も出演の準備のためバタバタと着替え始める。
そして事は唐突に訪れた……
真弓さん「ね、ね、最後にさ二人（矢口・山犬）を呼ぶから」
やぐけん「ま、まじっすか！？」
真弓さん「ラジオに行ったとき言ってたじゃん！ワンピース大好きな
私たちの友達だ！って紹介するから、最後の歌一緒に歌おう！！」
やぐけん「いいんですか！？ よ、よろこんで！！！！」
真弓さん「新曲だから、今から歌覚えてね〜」
やぐけん「は、はい！！！！」
ラジオの冒険のゴールはとてつもない事になった。
すごい人数のワンピース大好きな方達が見守る中、ワンピースファン末席のやぐけん海賊団が麦わら海賊団とまさか、まさかの共演（＞＿＜）
手足の感覚がなくなるような感じ、極度の緊張。
それでも最高に楽しく、最高に緊張して、ステージに立たせてもらいました。
ステージでの僕たちは、ワンピースファンのみんなです。
僕たちだから立たせてもらえたんじゃなく、ワンピースファンだったから。
「好き」だったからだと今でも断言できます。
末席から、みんなの代わりに「お前が言え！」と頼まれたわけじゃないけど「大好き！」と言いにいったようなもんだと思っています。
麦わら海賊団と、尾田先生、そして会場を飲み込まんばかりに膨れあがったワンピースファンの皆様の熱気にやられて、帰宅後のお酒は格別でした。
これからも「好き」の道を歩き続けようと思います。
「好きだから」「好きでいること」そして「好きなものを共有出来る仲間を増やしていく」こと。
それが僕の仕事なんだと、そしてその仕事がちょっとでも出来ている事はありがたい事なんだと、つくづく思った半年間でした。
これからも勝手に突っ走るぞ〜〜〜〜〜〜っ！！！！！！
お酒を飲みながら、集英社のIさんとの出会いを思い出しました。
Iさんがいなければ、このステージまでの道を歩くなんてことは出来ませんでした。
部署は変わってしまったけど、これからも宜しくお願いします！
現担当のSさん、そして諸々お世話になっている魔神ブゥさん（＾＾）
いつもありがとう御座います！
我が社のSラジ担当スタッフ、イベントスタッフ。
そして、Sラジの若手作家＆ディレクター。
みんな本当にありがとう！
もちろん、一緒に海を渡ったやぐっつあんにも感謝を！
そしてラジオへの応援＆メールを届けてくれたリスナーのみんな本当に、本当にありがとう！！！！！
追伸：なぜか勝手に、あのステージは新世界の入り口のような気がしています。
もう一度自分のやりたかった事、やってみたい事を見つめ直してみようと思っています。
そして、まだまだ海賊船やまけん号の旅は続きます。
その先に「ひとつなぎの大秘宝」が待っていると信じて。
