【晴】<ハジメテノオト>

アニ金が終わって、楽しく飲み。
関係者様と久々の漫画家兄貴が集ってのイラスト大会に発展(^^)
しかも、僕らの勇者王先輩までも、落書きに参加する恐ろしい程の豪華さ・・・

良い感じに酔っぱらって朝方帰宅。
PCを立ち上げて、きまぐれにミクオリジナルの「ハジメテノオト」と言う曲を聴いていたらぽろぽろと涙が出た。
ダイコンフィルムや、同人誌、マッドテープ
いかにも同人的な活動から、プロ顔負けのオリジナルまで、過去には色々な偉人(笑)がいて、もうそう言う個性というのはネットの海に埋没していってしまったものだとばっかり思っていた。
自己満足やパクリや、他人の版権でのいかにもなエロ商売とは「真逆」の作品作りと、それを取り巻くネットを媒介した人たちのコミュニケーション。
もう、世界はすっかりネットを社会の一つにしているんだなぁ。
誰かの「ハジメテノオト」が違う誰かに響いて、狭くて広いネットの海で次の「ハジメテノオト」を産んで行く。
会社を経営している身の俺が言うと問題があるのかもしれないけど「商業主義」にはない、素人だから出来る大切な「ハジメテノオト」がそこには充ちていた。
うらやましいなぁ。
「お金が好き」だからどんな業界でもいい「稼げる仕事」「もうかる仕事」を模索するのが「会社」であり、会社員の仕事と言う人たちにたくさん会ってきた。
もちろん僕らが生きる、アニメ・ゲームの世界にもそう言う人はたくさんいる。
そこに「オト」は響いていなくて、がらんどうの生き物に見えた。
お金を稼ぐことがいけない事だとは思わない、評価、対価としてのお金はあればあっただけいいと思うし、稼げない事は不幸になってしまうきっかけにもなると思っている。
がらんどうの僕の心に「ハジメテノオト」が響いている。
何かしなきゃ。
何とかしなきゃ。
焦りと、不安と、そしてちょっとだけの希望が「ハジメテノオト」の響きに導かれてがらんどうを埋めていく。
誰でもきっと「ここにいるよ」と叫びたいんだと思う。
自分ががらんどうじゃないと確かめるには、人は誰かに「ここにいる」事を知ってもらうしかないはずだから。


今日買った物:セールで東京マルイのM14SOCOM(^^)かっちょいい〜


追伸:誰かを好きになったり、誰かとつきあったりするのも、がらんどうを埋めるためなのかもしれないね〜。
追伸2:ちなみに「メルト」も大好き(^^)