【晴】<不自然の中の自然>

yamaken_skp2009-09-21

渓流禁漁が迫り、仕事もやや詰まって来たので近場で出来る釣りを模索。
そこで目を付けたのが「アーバンサイド・フィッシング」なんて呼び名もある東京湾岸、湾奥、流入河川、運河を使ったシーバス(スズキ)の釣り。


最大1mを超える魚で、美味しい高級魚としても有名な魚です。

そんな魚が東京湾で釣れるなんて知ってました?(^^)しかもルアーで!


なぁんて言っても、釣行数回・・・いまで魚影を拝めず(>_<)
お隣なさんが釣ったりしてるのは目撃するんですけどねぇ〜(^^;



でも夕方〜深夜に湾岸をウロウロしていると色々な発見があって楽しい。
僕らが子供の頃は「核汚染よりも汚れている」なんて言われ、世界でもトップクラスの汚染湾だった東京湾
浄水場の整備や清掃活動、様々な人の努力と技術革新の積み重ねで、今では美味しい魚の捕れる漁場にまで復活している。
お台場や有明に行っても「臭い」なんて事はほとんどない。


まっすぐな護岸がほとんどで、人工的に岩を配したハゼやメバルアイナメなんかの釣り海岸が公園にあったりもする。
人の手が作った不自然な海。

それでも東京湾は複雑に入り組んだ人工的な海岸線にたくさんの魚が力強く住み、食物連鎖をくり返している。
食物連鎖があるからルアーでシーバスが釣れる。

羽田空港の真向かいの埋め立て地では、巨大な飛行機の轟音に圧倒されながら・・・
レインボーブリッジの袂では綺麗な夜景を見ながら・・・
お巡りさんに声をかけられつつ晴海ふ頭の公園で・・・

まだ見たことなかった景色の連続。

その景色の中で小魚やバチ、蟹やエビを補食するシーバスを、ルアーで釣る。


狭い運河や、シーバース(船着き場)にも居るらしい。
まるで、リアス式海岸の様な東京湾は日本でも有数のシーバスの生息地なんだそうだ。


不自然な海を制覇する力強い自然。
釣りを始めてよかったなぁ。


知らなかったことが、一つ、また一つと飛び込んでくる。
ホビーはこれだから辞められない。


遊んで行こう。
1回だけの人生だから。


ああ、300年くらい生きたいな〜(^^)

ファーストフィッシュを上げるのはいつかなぁ〜?(>_<)


最近買った物:シーバス用タックル1式(^^)


追伸:やっぱり、軍門に下った方がいいね(^^)